甲賀頭領との闘い |
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道場らしき所に一人の男が座っている。 |
邪鬼丸 |
おめえが頭領か! |
甲賀頭領 |
いかにも。 |
邪鬼丸 |
あやめはどこだ。あやめに会わせろ。 |
甲賀頭領 |
忍びに失敗は許されぬ。その償いは死あるのみ。 |
邪鬼丸 |
まさか!? |
甲賀頭領 |
甲賀を乱す愚か者よ。おぬしもあやめの後を追え。 |
邪鬼丸 |
外道が・・・ぶち殺してやる!! |
甲賀頭領 |
そうだ、かかってこい。 |
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邪鬼丸は甲賀頭領に襲いかかっていった。 |
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甲賀頭領の体力を一定以下にした場合 |
甲賀頭領 |
坊よ、お強うなられましたな。 |
邪鬼丸 |
何、わけのわからねえ事言ってやんでえ! |
甲賀頭領 |
へっ、おじけづいたのかよ。 |
邪鬼丸 |
坊・・・この顔をお忘れですか? |
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甲賀頭領は一枚の面を取り出すと、それを顔にかぶせた。 |
邪鬼丸 |
大天狗!! |
大天狗 |
お久しゅうございます。 |
邪鬼丸 |
何故、大天狗がここに・・・ |
あやめ |
それは私から話しましょう。 |
邪鬼丸 |
あやめ!! |
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道場の入り口にいつの間にか一人の女がたたずんでいた。それはまさしくあやめであった。 |
あやめ |
邪鬼丸・・・いえ甲賀三郎様、お待ちしておりました。 |
大天狗 |
貴方様は、甲賀の十三代目頭領・三郎様なのでございます。 |
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そしてあやめ様は貴方様の姉上なのです。 |
邪鬼丸 |
さっぱりわけがわからねえ。 |
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あやめと大天狗は、今までのいきさつを話し始めた。 |
大天狗 |
我々天狗一族は、代々甲賀の師範代をしております。 |
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そして甲賀の跡継ぎが誕生した際、その一切もまかされております。 |
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貴方様もその例にもれず、私が教育することになっていたのです。 |
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しかし、ある日突然あのようなことに・・・ |
あやめ |
あやめは貴方様の行方を捜しました。 |
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そして、あろうことか伊賀の下忍として暮らしているのを見つけたのです。 |
大天狗 |
そんなあやめ様は、危険を冒して伊賀の里に潜入いたしました。 |
邪鬼丸 |
じゃあ、何故その時教えてくれなかったんだ。 |
あやめ |
あの三太夫のことです。貴方様が甲賀の後継者と知ったら何をするか・・・ |
大天狗 |
だから、あやめ様は伊賀忍法帳を盗み出し貴方様の身柄と引き替えに・・・ |
邪鬼丸 |
俺の親父はどこにいるんだ。 |
あやめ |
父上は・・・ |
大天狗 |
二年前、信長に甲賀が襲われた時、甲賀を守るため自らの命を犠牲に・・・ |
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その後、私めが頭領の代わりを務め、甲賀を守ってまいりました。 |
邪鬼丸 |
俺が甲賀の頭領・・・わけのわからねえ話だぜ。 |
あやめ |
本当です!嘘は申しておりません。 |
邪鬼丸 |
おいおい、俺があやめと大天狗の話を信じねえわけねえだろ。 |
大天狗 |
それでは十三代目として甲賀を治めていただけるのですね。 |
邪鬼丸 |
そういわれても、俺は頭領の器じゃねえよ。 |
あやめ |
正統なる甲賀の頭領となるには、ある試練を克服せねばなりません。 |
邪鬼丸 |
試練? |
あやめ |
はい、それは生駒山にいる甲賀の守り神・役行者様が与えて下さいます。 |
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その試練を乗り越えた時、初めて頭領と認められるのが習わしなのです。 |
邪鬼丸 |
そりゃおもしろそうだ。俺の性分にあってるじゃねえか。 |
大天狗 |
たやすいことではありませぬぞ。 |
邪鬼丸 |
なおさらいいや。腕だめしにはもってこいだ。 |
大天狗 |
では、その試練をお受けなさるのですな。 |
邪鬼丸 |
おうよ!・・遅くなっちまったけど、大天狗、会えて嬉しかったぜ。 |
大天狗 |
私めも嬉しゅうございます。 |
邪鬼丸 |
でも、あやめが俺の姉貴だってのは、ちょっぴり残念だったな。 |
あやめ |
え・・・!? |
邪鬼丸 |
いやいや何でもねえ、こっちの話だ。じゃあ、ちょっくら行ってくるぜ。 |
大天狗 |
十三代目、くれぐれもお気を付けて。 |
あやめ |
試練を果たされた邪鬼丸様の勇姿を、あやめは楽しみに待っております。 |
邪鬼丸 |
よせよ照れるじゃねえか。まあ、安心して待っててくれや。 |
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邪鬼丸は大天狗やあやめとの再会を祝う間もなく甲賀の里を後にした。 |
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甲賀忍法書入手前に甲賀に戻った場合 |
大天狗 |
やはり、無理ですか・・・ |
あやめ |
楽しみに待っておりましたのに・・・ |
邪鬼丸 |
と、通りがかっただけだぜ。また、すぐ出かけらあ。 |
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幻妖斎の頼み |
幻妖斎 |
すまないが、私について来て欲しいのだが。 |
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一緒に行きますか(はい/いいえ)? |
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はい |
幻妖斎 |
実はおぬしらに頼みがあるのだが、聞いてはくれまいか? |
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頼みを聞きますか?(はい/いいえ)? |
|
はい |
邪鬼丸 |
ああ、何なりと話してくれ。 |
幻妖斎 |
すまない。実は法道仙人に会いに行ったところ、霧隠才蔵という男に邪魔をされて会えぬのだ。 |
幻妖斎 |
できれば才蔵とは争いたくない。話しあってわかるものなら、そうしたい。 |
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そのためにも、おぬしらの力をぜひとも借りたいのだが・・・小源太、邪鬼丸、助けてはくれぬか。 |
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頼みを聞きますか?(はい/いいえ)? |
|
はい |
邪鬼丸 |
じゃあ、その野郎を黙らせりゃあいいってことだな。 |
小源太 |
お前が殺気だってどうするのだ、邪鬼丸よ。まあ、幻妖斎、我々二人で説得してみよう。 |
幻妖斎 |
すまぬ小源太、邪鬼丸。恩にきるぞ。 |
邪鬼丸 |
そうと決まれば、早えとこでかけようぜ。 |
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上記の三つの選択でいいえを選択した場合 |
幻妖斎 |
そうか、残念だな・・・ |
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このイベントが終了するまで幻妖斎を誘うことができなくなる。 |
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比叡山 霧隠才蔵との戦い |
幻妖斎 |
この洞窟の前で才蔵と会ったのだ。 |
邪鬼丸 |
出て来やがれ才蔵。俺が勝負してやらあ。 |
小源太 |
邪鬼丸、おぬしの性分どうにかならぬのか。 |
霧隠才蔵 |
ふっ、俺は逃げも隠れもせん。小僧一匹何を騒いでいるかと思えば・・・。 |
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幻妖斎、貴様つくづく卑怯な奴よ。 |
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一人ではかなわぬとみて、仲間を連れて来おったか。 |
邪鬼丸 |
てめえなんか、俺一人で十分だぜ。 |
小源太 |
才蔵とやら、我々は争いに来たのではない。 |
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話を聞けばおぬしと幻妖斎は同じ師のもとに学んだというではないか。 |
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それに幻妖斎は師に謝りに来たのだ。一目会わせてやってはくれまいか。 |
霧隠才蔵 |
たわ言をいうな。この男はお師匠を裏切ったのだ。もはや、同胞ではない。 |
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お前らと一緒に地獄へ送ってやろう。 |
幻妖斎 |
才蔵、この二人には関係ない。俺が勝負しよう。 |
小源太 |
いや、幻妖斎。こいつは、どうせわしらも殺すつもりだ。 |
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ここは我々に任せておけ。おぬしはお師匠に一目でも会ってくるがよい。 |
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わしらが万が一倒れた時は、おぬしが闘わねばならんのだからな。 |
邪鬼丸 |
そうよ。俺もここまでいわれりゃ黙っておけねえ。 |
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口でいってわからねえ奴は、体でわからせるしかねえぜ。 |
幻妖斎 |
すまぬ小源太、邪鬼丸。 |
霧隠才蔵 |
待たぬか、幻妖斎。 |
邪鬼丸 |
おっと、お前の相手は俺達だ。 |
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幻妖斎は洞窟の中に入っていった。 |
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突然あたりに霧がたちこめ、才蔵の姿が消えた。 |
邪鬼丸 |
このやろ、才蔵!逃げやがったな。 |
霧隠才蔵 |
逃げてはおらぬ。貴様らは、既に術にはまったわ。 |
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どこからか、才蔵の声が聞こえてきた。 |
邪鬼丸 |
何だと、このやろ! |
小源太 |
気をつけろよ、邪鬼丸。 |
邪鬼丸 |
へっ、大丈・・・うぐっ!く、苦し・・・い・・・。 |
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邪鬼丸は、苦しそうにその場に倒れ込んだ。 |
小源太 |
おい、しっかりしろ!、邪鬼丸。 |
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邪鬼丸 |
う・・・う・・・ |
小源太 |
おい、邪鬼丸。大丈夫か! |
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次第に霧がはれていった。 |
邪鬼丸 |
おお、小源太。あの野郎はどこだ。 |
小源太 |
ああ、才蔵は逃げていった。 |
邪鬼丸 |
何だと!あ痛っててて・・・畜生、今度会ったらただじゃおかねえ。 |
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洞窟から幻妖斎が出て来た。 |
小源太 |
おお幻妖斎。お師匠には会えたのか。 |
幻妖斎 |
ああ、それより才蔵はどうした。 |
邪鬼丸 |
へっ、逃げちまったぜ。あの野郎ぶちのめしてやろうと思ったのによ。 |
小源太 |
あやつ、かなりの腕と見た。幻妖斎、せいぜい気をつけることだな。 |
幻妖斎 |
そうか、逃げたのか。 |
小源太 |
それじゃあ、拙者は先を急ぐのでな。ここで一旦別れよう。 |
邪鬼丸 |
俺も行くぜ。じゃあな幻妖斎。 |
幻妖斎 |
小源太、邪鬼丸いろいろすまなかったな。おぬしらも気をつけていけよ。 |
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音羽の城戸との出会い |
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邪鬼丸が道を通ろうとすると大男が道の真中で高いいびきをかいて昼寝をしている。 |
邪鬼丸 |
おいこら、そんな所で寝てたら通れねえじゃねえか。 |
音羽の城戸 |
何だと。 |
邪鬼丸 |
邪魔だってんだよ! |
音羽の城戸 |
やるか、小僧。 |
邪鬼丸 |
おう、相手になってやるぜ。 |
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音羽の城戸の体力を一定以下にした場合 |
音羽の城戸 |
小僧、なかなかやるじゃねえか。 |
邪鬼丸 |
何だ、もうやめちまうのか。これからおもしろくなるのによ。 |
音羽の城戸 |
わかった、わかった、俺が悪かった。通っていいぜ。 |
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そういうと、大男は山奥へと入っていった。 |
邪鬼丸 |
おかしな野郎だぜ。 |
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役行者の試練 |
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洞窟の奥から一人の老人が現れた。 |
役行者 |
おぬしが甲賀の跡継ぎか? |
邪鬼丸 |
おっさんは誰だ? |
役行者 |
おっさん?無礼な奴じゃな。我は甲賀の守り神、役行者である。 |
邪鬼丸 |
ずいぶん年取ってるな。幾つだ? |
役行者 |
千才までは覚えておるが、その先は忘れたのう。おぬし本当に跡継ぎなのか? |
邪鬼丸 |
そうさ、十三代目甲賀三郎・邪鬼丸とは、俺様のこった。 |
役行者 |
そういえば、十二代目の面影がどことなく残っているようじゃの。 |
邪鬼丸 |
親父を知ってるのか!! |
役行者 |
当り前じゃ。お前とは違って礼儀正しい男での。よい男じゃった。 |
邪鬼丸 |
悪かったな。それより、早く試練を与えてくれよ。 |
役行者 |
十二代目が信長に襲われて死ぬ前に、わしは甲賀三大秘宝を預かった。 |
邪鬼丸 |
それを手に入れるのが試練だな。 |
役行者 |
そうじゃ。まず、ここにある甲賀由緒書を与えよう。 |
邪鬼丸 |
これが三大秘宝の一つか? |
役行者 |
そうじゃ。 |
邪鬼丸 |
何だ。もう、一つくれるのか。何か楽しみが減っちまったな。 |
役行者 |
しかし、残り二つを手に入れるのは容易ではないぞ。 |
邪鬼丸 |
そうこなくちゃ、おもしろくない。 |
役行者 |
この洞窟には数々の物の怪が住みついておる。 |
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その中に、前鬼・後鬼という二匹の鬼がいる。この二匹はわしの手下じゃ。 |
|
奴らが残り二つの秘宝のありかを知っておるぞ。 |
邪鬼丸 |
よし、その鬼から聞き出せばいいってわけだ。 |
役行者 |
さあて、奴らがそう簡単に教えてくれるかどうか・・・ |
邪鬼丸 |
大丈夫さ。まかしとけって。 |
役行者 |
まあ、やってみるがよい。見事試練を果たした時、一人前になっておろう。 |
|
そういって、役行者は邪鬼丸に甲賀由緒書を渡すと、煙のように消えていった。 |
|
|
前鬼の試練 |
|
そこには、邪鬼丸の十倍以上はあろうかと思われる巨大な鬼が立ちはだかっていた。 |
前鬼 |
おぬしが十三代目になる小僧か? |
邪鬼丸 |
おめえが前鬼か? |
前鬼 |
無礼者!何じゃその口のきき方は。 |
|
邪鬼丸は洞窟の外に追い出されてしまった。 |
|
前鬼に2回目以降会った場合 |
|
そこには、邪鬼丸の十倍以上はあろうかと思われる巨大な鬼が立ちはだかっていた。 |
前鬼 |
小僧、また来おったか。 |
邪鬼丸 |
追い出すなんてひでえよ。 |
前鬼 |
少しはこりたか。どうじゃ、わしを前鬼様と呼ぶか? |
|
前鬼様と呼びますか(はい/いいえ)? |
|
はい |
邪鬼丸 |
わかったよ・・・前鬼様。 |
前鬼 |
よろしい。では、二つ目の秘宝のありかを教えよう。 |
邪鬼丸 |
お願い致します。 |
前鬼 |
初代甲賀三郎より伝わる伝説の秘剣、その名も日光剣じゃ。 |
邪鬼丸 |
日光剣!? |
前鬼 |
そうじゃ。これは甲賀頭領の証でもあり、必ず身につけておくものだ。 |
|
この剣は、琵琶湖の暴れん坊・大なまずの腹の中にある。 |
邪鬼丸 |
何でまた・・・!? |
前鬼 |
おぬしに大なまずを退治してもらおうと思い、餌と一緒に喰わせた。 |
|
日光剣を手に入れるためには、大なまずを倒さねばならぬ。よいな、小僧。 |
邪鬼丸 |
ひでえこと、しやがる。 |
前鬼 |
何かいったか? |
邪鬼丸 |
いえいえ、こちらのことで・・・ |
|
前鬼は満足そうに笑いながら洞窟の奥へと消えていった。 |
邪鬼丸 |
へへっ。前鬼なんて、おだてりゃちょろいもんよ。 |
|
いいえ |
邪鬼丸 |
やなこった。 |
前鬼 |
無礼者!何じゃその口のきき方は。 |
|
邪鬼丸は洞窟の外に追い出されてしまった。 |
|
|
後鬼の試練 |
|
洞窟の奥まった所に、一匹の子鬼が座っている。 |
邪鬼丸 |
貴方が後鬼様ですか? |
後鬼 |
酒や。 |
邪鬼丸 |
は? |
後鬼 |
酒30本持って来い。それまでは来るんやない。 |
|
邪鬼丸は洞窟の外に追い出されてしまった。 |
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後鬼に2回目以降会った場合 |
|
洞窟の奥まった所に、一匹の子鬼が座っている。 |
後鬼 |
おい、酒持ってきたか? |
|
酒30本持ってきましたか(はい/いいえ)? |
|
はい 酒30本持ってる場合 |
邪鬼丸 |
これでいいのかい。 |
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邪鬼丸が酒を差し出すと、後鬼は嬉しそうに舌なめずりをした。 |
後鬼 |
おう、そや、そや。 |
|
後鬼はうまそうに酒を飲み始め、しばらくすると親しげに話しかけてきた。 |
後鬼 |
いやあ、ごちになって悪いな。そろそろ、三っ目の秘宝の話をするか。 |
邪鬼丸 |
しかし、よく飲んだなあ。もう殆どからだぜ。 |
後鬼 |
へっへっ。それは甲賀忍法書といってな、初代甲賀三郎が残したものよ。 |
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今では古くせえ忍法ばかりだが、甲賀の威厳に大きく拘わってくるんだ。 |
邪鬼丸 |
そんなものかね。 |
後鬼 |
ああ、そんなもんだ。その忍法書は竹生島に住むある男に預けてあるんだ。 |
邪鬼丸 |
じゃあ、その男に会えばいいわけだ。 |
後鬼 |
おう小僧。気をつけて行ってこいや。 |
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邪鬼丸は後鬼に礼をいい、物の怪の洞窟を後にした。 |
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はい 酒30本持っていない場合 |
後鬼 |
なんや、持っとらんやんか。嘘つきは嫌いや。ぶっ殺したる! |
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死亡画面へ・・・ |
|
いいえ |
邪鬼丸 |
そんなの持ってくるわけないだろ。 |
後鬼 |
酒30本持って来い。それまでは来るんやない。 |
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邪鬼丸は後鬼にさんざん殴られてから外におっぽり出された。 |
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体力半減で洞窟の外へ |
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謎の秘伝書 |
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前方から、一人の忍びが疾風のごとく走ってくる。 |
邪鬼丸 |
ちっ!追手か。 |
風魔小太郎 |
小僧、邪魔だ! |
邪鬼丸 |
それは、こっちの言い分よ。 |
風魔小太郎 |
小僧、何故秘伝書を狙うのだ。 |
邪鬼丸 |
へっ?秘伝書? |
風魔小太郎 |
小僧、それで拙者を襲ったのではないのか!? |
邪鬼丸 |
すまねえ俺はてっきり追手かと・・・ |
風魔小太郎 |
全く、手間を取らせおって。 |
邪鬼丸 |
本当にすまねえ。俺の感違いだ。 |
風魔小太郎 |
まあ、よい。以後、気をつけろよ。 |
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男が走り去った後、一本の巻物が落ちていた。 |
邪鬼丸 |
あれ?ひょっとして、これがその秘伝書じゃねえか。難しくて読めねえや。 |
|
まあ、俺が持ってりゃそのうち取り返しに来るだろ。 |
|
邪鬼丸は、その秘伝書を懐にしまった。 |
|
|
すり |
おっと、ごめんよ。 |
|
小走りに走ってきた男が、いきなり邪鬼丸にぶつかってきたかと思うと、凄い勢いで走り去っていった。 |
邪鬼丸 |
なにすんだよ、この野郎! |
|
邪鬼丸は大声で怒鳴ったが、男の姿はもう見えなくなっていた。 |
邪鬼丸 |
畜生・・・あっ!秘伝書がねえ。やべえ、盗まれちまった。 |
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けど、どうせ俺には読めねえものだし・・・まっ、いいか。 |
|
|
|
邪鬼丸の前に、突然一人の忍者が立ちはだかった。 |
猿飛佐助 |
小僧、風魔から奪い取った秘伝書を返してもらいに来た。 |
邪鬼丸 |
風魔?ああ、さっき巻物を落としていった奴のことか。俺、もってねえよ。 |
猿飛佐助 |
ほほう、しらばっくれる気か。ならば力づくで奪い取るまで。いくぞ!! |
邪鬼丸 |
ちょ、ちょっと待てよ。 |
猿飛佐助 |
小僧!佐助空天の術受けてみよ! |
邪鬼丸 |
ぐあっ! |
猿飛佐助 |
むっ!空天の術をくらってまだ生きているとは・・・。 |
|
しかし、何故おぬしはかかって来ぬのだ。 |
邪鬼丸 |
もともと感違いとはいえ風魔に先に手を出したのは俺だ。 |
|
でも、巻物のことは知らねえ。拾ったけど変な男にすられちまったんだ。 |
猿飛佐助 |
おぬし、いい目をしておる・・・分った、その話信じよう。 |
邪鬼丸 |
あったりめえだ。俺は嘘なんかつかねえよ。 |
猿飛佐助 |
はっはっはっ、その分じゃ命に別状はあるまいて。さらば! |
|
その男はまるで本物の猿のように枝から枝へと飛び移り、見る見るうちに遠ざかっていった。 |
邪鬼丸 |
全く踏んだり蹴ったりだぜ。さっぱりわけがわからねえ。 |
|
|
大なまずとの死闘 |
|
突然、水面が荒れ狂ったように波打ったかと思うと、大なまずが浮上してきた。 |
邪鬼丸 |
出やがったな、化物! |
|
おおなまずを倒した後 |
|
邪鬼丸は倒した大なまずの腹の中から光輝く日光剣を手に入れた。 |
邪鬼丸 |
美しい・・・これが甲賀伝説の秘剣・日光剣か。 |
|
|
石川五右衛門との再会 |
石川五右衛門 |
邪鬼丸、おめえが甲賀の後継ぎだったとはな。 |
邪鬼丸 |
五、五右衛門か・・・? |
石川五右衛門 |
そうだ。でかくなりやがったな、邪鬼丸よ。 |
邪鬼丸 |
生きていたのか!五右衛門のことだから殺されるわきゃあねえと思ってたぜ。 |
|
邪鬼丸が五右衛門のもとにかけ寄ろうとすると、突然、五右衛門が大声で叫んだ。 |
石川五右衛門 |
おっと、それ以上近づくんじゃねえ。俺は、もう昔の俺じゃねえんだ。 |
邪鬼丸 |
一体どうしたんだ、五右衛門? |
石川五右衛門 |
俺は、甲賀忍法書を持ってる。だがおめえにやるつもりはさらさらねえよ。 |
邪鬼丸 |
どうして! |
石川五右衛門 |
忍者が大嫌えだからだ。この子供達を見ろ! |
|
五右衛門の指さした方向には何人もの子供達が、恐ろしく物騒な眼差しで邪鬼丸のことをにらみつけていた。 |
石川五右衛門 |
あの子供達の両親は、おめえの親父が殺したのよ。 |
邪鬼丸 |
親父が・・・嘘だ! |
石川五右衛門 |
嘘じゃねえ。それが忍びというものなんだ。 |
|
そのため孤児になっちまったあの子達を、こうして俺が育ててるのさ。 |
邪鬼丸 |
しかし・・・仕方のないことだ。 |
石川五右衛門 |
ああ、そうかもしれねえ。だがよ、あの子達はおめえを殺すといってるぜ。 |
|
甲賀忍法書がどうしても欲しいなら、あの子達を始末してからにしな。 |
|
子供達と闘いますか(はい/いいえ)? |
|
はい |
邪鬼丸 |
子供といえど、俺は闘うぜ。 |
石川五右衛門 |
なら、しょいがない。俺が相手だ。かかってきな、邪鬼丸。 |
邪鬼丸 |
五右衛門、遠慮はしねえぜ。 |
|
石川五右衛門との闘い |
石川五右衛門 |
おめえに忍術を教えたのは俺だ。倒すことはできねえよ。 |
|
死亡画面へ・・・ |
|
いいえ |
邪鬼丸 |
五右衛門・・・俺にはできねえ。 |
石川五右衛門 |
おめえは忍者だ。そんな弱気で頭領にまれるか!出直してきやがれ! |
邪鬼丸 |
五右衛門、俺にこの子達を殺せというのか! |
石川五右衛門 |
ふっ、度胸がついたらまた来な。 |
|
邪鬼丸は砦の外に追い出されてしまった。 |
|
石川五右衛門に2回目以降会いに来た場合 |
|
そこには五右衛門の姿はなく甲賀忍法書と、邪鬼丸に宛てたと思われる手紙だけが置かれていた。 |
邪鬼丸 |
五右衛門・・・ |
|
邪鬼丸は手紙の封を切った。 |
石川五右衛門 |
よう、さっきはすまなかったな。悪く思わないでくれ。 |
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おめえが頭領の器かどうか、ためしただけだからよ。 |
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おめえならいい頭領になれるだろう。鬼から預かった忍法書は渡すぜ。 |
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もうおめえに会うこともねえだろうが・・・頑張れよ、十三代目。 |
邪鬼丸 |
へっ、粋なことしやがる。あの野郎、顔に似合わず照れ屋だからな。 |
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邪鬼丸もまた、照れくさそうに笑った。 |
邪鬼丸 |
へへっ、あやめの喜ぶ顔が早く見てえや。 |
|
|
甲賀壊滅 |
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甲賀では激しい戦闘が行われていた。 |
邪鬼丸 |
これは何ごとだ!! |
下忍 |
頭領!信長の軍勢が押し寄せてまいりました。 |
邪鬼丸 |
何だと!大天狗は・・・あやめはどこにいる! |
下忍 |
自ら戦場におもむき、闘っておられます。 |
邪鬼丸 |
俺がいない間に何ということだ・・・ |
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|
宿敵 滝川一益 |
邪鬼丸 |
大天狗!あやめ! |
大天狗 |
頭領! |
あやめ |
邪鬼丸様! |
滝川一益 |
はっ、こんな小僧が頭領とはお笑い草だぜ。はーっはっはっはっ。 |
邪鬼丸 |
お前は何者だ。 |
滝川一益 |
俺は信長様に甲賀討伐軍の指揮を任されたよ。 |
邪鬼丸 |
貴様、信長に肩入れするとは忍者の風上にもおけぬ奴。 |
滝川一益 |
何とでもほざくがよい。甲賀もこれで終わりだ。 |
あやめ |
邪鬼丸様お逃げ下さい。 |
滝川一益 |
うるさい小娘だ、死ね! |
|
一益の手裏剣があやめを襲った! |
あやめ |
あうっ! |
|
あやめは、そのまま後ろの川へと落ちていった。 |
あやめ |
邪鬼丸−っ! |
邪鬼丸 |
あやめ−っ。 |
滝川一益 |
小僧、貴様も死ぬのだ。 |
|
あやめを追おうとする邪鬼丸を手裏剣が襲った! |
大天狗 |
あぶない! |
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邪鬼丸をかばった大天狗に、無数の手裏剣が容赦なく突き刺さった。 |
大天狗 |
ぐはあっ。 |
滝川一益 |
ちっ、邪魔しおって。 |
邪鬼丸 |
だ、大天狗・・・ |
大天狗 |
頭領、こ、ここは私にまかせてあやめ様を・・・ |
邪鬼丸 |
し、しかし、お前を残して・・・ |
大天狗 |
早く行きなされ!貴方様は頭領なのですぞ。死んではなりませぬ。 |
邪鬼丸 |
・・・わかった。大天狗、死ぬんじゃないぞ。 |
滝川一益 |
ちっ、逃がすか。 |
大天狗 |
待て、私が相手になる。頭領には手をださせん。 |
滝川一益 |
この死にぞこないが。 |
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邪鬼丸は、川に飛び込みあやめの後を追ったが、流れが急で思うように泳げなかった。 |
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後ろで大天狗の声が聞こえる。 |
大天狗 |
一益、ここは命をかえても私が死守する! |
邪鬼丸 |
(すまねえ、大天狗。) |
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そう心の中で叫んだが今までの闘いで力尽きた邪鬼丸も、水の中へ飲み込まれていったのである。 |
邪鬼丸 |
あやめ・・・大天狗・・・俺も、もうだめだ・・・ |
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気が付くと、邪鬼丸は川辺に倒れていた。どうやらここまで流されてきたらしい。 |
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邪鬼丸は、すぐさまあやめを探した。 |
邪鬼丸 |
あやめーあやめー。 |
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しかし、いくら探してもあやめの姿は見あたらなかった。 |
邪鬼丸 |
あやめ・・・どこに行ってしまったんだ。 |
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大天狗との別れ |
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そこには生き残った数人の傷ついた男達が、大天狗を囲んで集まっていた。 |
邪鬼丸 |
大天狗! |
大天狗 |
おお・・・頭領、ご無事でしたか・・・あやめ様は・・・? |
邪鬼丸 |
・・・すまぬ。 |
大天狗 |
そうでしたか・・・頭領、一目でも会えてよかった。 |
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どうやら、お迎えが来たようだ・・・ |
邪鬼丸 |
馬鹿をいうな! |
大天狗 |
これは先代が、何かあった時のためにと、貴方様に残された手紙です。 |
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今こそ、その時でしょう。どうかお受け取り下さい。 |
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大天狗は、震える手で一通の手紙を邪鬼丸に渡した。 |
大天狗 |
甲賀を・・・よろしく頼みましたぞ・・・ |
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大天狗は静かに目を閉じた。 |
邪鬼丸 |
俺は・・・俺は誰一人として守ることができなかった。 |
下忍1 |
頭領! |
下忍2 |
何をおっしゃいますか! |
下忍3 |
我々の手で甲賀を再建しましょう! |
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しかし、邪鬼丸は何も答えなかった。 |
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そして、大天狗から受け取った手紙の封を切った。 |
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読み終りましたなら、カナ文字で文面を入力して下さい。 |
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なお入力し終りましたなら、リターン・キーを押して下さい。 |
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入力ミスがない場合 |
邪鬼丸 |
俺は信州に行く・・・今日限りで甲賀は解散だ。 |
下忍1 |
何をおっしゃるのです! |
邪鬼丸 |
俺には頭領の資格はない。これ以上の犠牲をだすわけにはいかねえ。 |
下忍2 |
頭領、我々はどこまでもついてまいります。 |
邪鬼丸 |
駄目だ・・・俺を頭領と認めてくれるなら、言うことを聞いてくれ。 |
下忍3 |
ううっ・・・ |
邪鬼丸 |
お前らも早く甲賀を去れよ。 |
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邪鬼丸は皆に別れを告げると信州へと旅立った。 |
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入力ミスがある場合 |
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違います。もう一度入力して下さい。 |
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霧隠才蔵と猿飛佐助との再会 |
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突然、二人の男が道をふさいだ。 |
猿飛佐助 |
これより真田の結界だ。何人たりともここは通さぬ。 |
霧隠才蔵 |
通るというなら、我々、真田十勇士がお相手すよう。 |
邪鬼丸 |
けっ!真田の雇われ忍者か。あれ?おめえら。 |
猿飛佐助 |
おお、あの時の小僧か。傷はもうよいのか? |
霧隠才蔵 |
貴様、今度こそは生かしては返さん。 |
猿飛佐助 |
才蔵、知ってるのか? |
霧隠才蔵 |
佐助こそ、どこで知りあったのだ。 |
邪鬼丸 |
なんだおめえら知りあいだったんか。こりゃ驚いた。 |
霧隠才蔵 |
小僧、覚悟しろよ。 |
邪鬼丸 |
おう、こちとら、むしゃくしゃしてんだ。相手になってやるぜ。 |
猿飛佐助 |
むっ!小僧、まさかその腰にあるのは日光剣・・・!? |
邪鬼丸 |
そうよ、それがどうした。 |
猿飛佐助 |
才蔵、おぬしは消えろ。 |
霧隠才蔵 |
なんだと! |
猿飛佐助 |
この小僧は俺に任せろといっているのだ。 |
霧隠才蔵 |
ちっ!佐助がそういうのなら仕方がない。 |
邪鬼丸 |
おう、佐助とやら、おめえが相手になるんだな。今度は負けねえぞ。 |
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霧隠才蔵はどこへともなく消えていった。 |
猿飛佐助 |
頭領、数々のご無礼お許し下さい。 |
邪鬼丸 |
何だあ? |
猿飛佐助 |
拙者、猿飛佐助は、十二代目の命令により真田の手助けをしておりました。 |
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しかしれっきとした甲賀忍者で、十二代目の片腕として働いていたのです。 |
邪鬼丸 |
お前が親父の片腕・・・? |
猿飛佐助 |
貴方様が邪鬼丸様ですか。先代より、お噂はかねがね伺っておりました。 |
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知らぬ上の出来事とはいえ、今までの失態、平に、平にお許しを。 |
邪鬼丸 |
別にいいよ、頭を上げてくれ。 |
猿飛佐助 |
ありがろうございます。お詫びに猿飛の術をお教えしましょう。 |
邪鬼丸 |
何だって、あんなすげえ術を俺に教えてくれるのか! |
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邪鬼丸は佐助から猿飛の術を教えてもらうと、礼をいい別れた。再会を誓って・・・ |
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初代・甲賀三郎 |
邪鬼丸 |
ここが大岡寺だな。 |
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邪鬼丸が寺の中にある池へ行くと、池の中から大蛇が首をのぞかせた。 |
邪鬼丸 |
うわっ、何だこいつは! |
大蛇 |
よくぞ来た、邪鬼丸よ。待っておったぞ。 |
邪鬼丸 |
何で俺の名前を知ってるんだ。 |
大蛇 |
わしは初代・甲賀三郎だ。今は大蛇に身をやつしているがな。 |
邪鬼丸 |
初代・甲賀三郎だって! |
大蛇 |
邪鬼丸、おぬしは黄河を再建する気はないのか? |
邪鬼丸 |
俺には頭領になる資格なんざねえよ。 |
大蛇 |
何を言うか!お前を頭領と慕ってついて来た者を突き放すとは何事だ。 |
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お前には甲賀を再建する義務がある。今のお前はただの卑怯者だ。 |
邪鬼丸 |
俺は卑怯者なんかじゃねえ! |
大蛇 |
よいか、お前が今しなければならないのは信長を討つことじゃ。 |
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されば甲賀の灯は再びともる。信長ある限り、忍びに安息の日は訪れぬぞ。 |
邪鬼丸 |
信長は、親父の、あやめの、大天狗の仇だ。俺もあいつだけは許せねえ。 |
大蛇 |
行くのだ、邪鬼丸。甲賀はお前にかかっておるのだ。 |
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そう告げると、大蛇は再び池の奥底へ身を沈めていった。 |
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音羽の城戸との再会 |
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いつぞやの男が、道の真中で昼寝をしている。 |
邪鬼丸 |
なんだ、またあいつか。よく寝る奴だな。おい、起きろよ。 |
音羽の城戸 |
おめえ、俺に恨みでもあるのか。昼寝の邪魔ばかりしやがって。 |
邪鬼丸 |
またやろうってのか。 |
音羽の城戸 |
おもしれえ・・・ん?その腰につけている剣はどこで手に入れた? |
邪鬼丸 |
これは俺のもんだ。 |
音羽の城戸 |
なに・・・では、貴方様が大天狗の手によって育てられたという・・・ |
邪鬼丸 |
なんでそんなこと知ってるんだ。 |
音羽の城戸 |
邪鬼丸様、ご無事で何よりでございます。拙者は音羽の城戸と申す甲賀者。 |
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先代が絶命なすった信長との闘いより何とか生き延びてまいりました。 |
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その後は先代の復讐を誓い、信長めをずっとつけ狙っていたのです。 |
邪鬼丸 |
そうか・・・苦労させたな。俺も信長だけは討つつもりだ。 |
音羽の城戸 |
しかし、あの用心深い信長を討つのはそう簡単にはまいりますまい。 |
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もし、それができるとすれば、腹心の部下ぐらいでありましょう。 |
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例えば明智光秀・・・おお、そうだ。私めにいい考えがありまする。 |
邪鬼丸 |
何だ、その考えとやら聞こうじゃないか。 |
音羽の城戸 |
信長は、現在毛利攻め出陣の途中で、京都の本能寺を通るはずです。 |
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その際、光秀に嘘の情報を流し、本能寺へ向かわせましょう。 |
邪鬼丸 |
そこで俺が光秀にすり替わり、信長を討てばよい、というわけだな。 |
音羽の城戸 |
その通り。光秀の方は拙者にお任せ下さい。 |
邪鬼丸 |
おもしれえじゃねえか。信長、首を洗ってまっていろよ。 |
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本能寺の変 |
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邪鬼丸が木陰から覗くと、兵隊に護衛され、どっかりと腰をおろしている明智光秀の姿が目に入った。 |
明智光秀 |
敵は本能寺にあり。後は信長様が来るのを待つだけじゃのう。 |
邪鬼丸 |
へっ、あの馬鹿、本能寺にいるのが信長自身とは知らねえで・・・ |
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しかし、ああ兵隊が回りにいちゃあ、うっかり近寄れねえな。 |
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突然、雲行きが悪くなり、天空より雷鳴が鳴り響いたかと思うと、暗雲が真二つに裂けた。 |
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そして、その間から一閃の電光を浴び、一匹の龍がゆっくりと降りてきた。 |
邪鬼丸 |
すげえ・・・ |
明智光秀 |
何事じゃ・・・龍が降りてくるぞ! |
氷龍 |
邪鬼丸よ。今からしばしの間光秀らの動きを止めてやろう。 |
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龍の目が赤くなると、光秀達はまるで凍ったように動かなくなってしまった。 |
邪鬼丸 |
一体、何がどうしたっていうんだ。 |
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龍は邪鬼丸の前に降りてくると、次第に人の姿へと変化していった。 |
邪鬼丸 |
幻妖斎! |
幻妖斎 |
久しぶりだな、邪鬼丸。さあ、時間がないのだろう。早くした方がよい。 |
邪鬼丸 |
ひょっとして、今のが凍結行ってやつか?龍に化けるたぁ凄い妖術だな。 |
幻妖斎 |
はっはっ、妖術か・・・まあ、そんな所かもしれんな。 |
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邪鬼丸、もう二度と会うこともないと思うが達者で暮らせよ。 |
邪鬼丸 |
そうか・・・ありがとうな。 |
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幻妖斎が去った後、邪鬼丸は光秀を草むらに隠すと、本物そっくりに変装した。 |
|
その頃、兵士達もようやく意識が戻り始め、何が起こったのか不思議そうな顔をして、あたりを見回していた。 |
邪鬼丸 |
へっへっ、うまくいったようだな。俺が偽者だとは誰も気付くまい。 |
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邪鬼丸は兵士達に号令をかけた。 |
邪鬼丸 |
皆の物、信長様より伝令があった。一気に本能寺に攻め込むぞ! |
兵隊 |
おおーっ!! |
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森蘭丸との死闘 |
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信長の小姓、森蘭丸が襲ってきた。 |
森蘭丸 |
裏切り者め、ここは通さぬぞ! |
邪鬼丸 |
おめえに用はねえよ。見逃してやるから、さっさと消えろ。 |
森蘭丸 |
無礼者め!拙者からまいるぞ!! |
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森蘭丸の体力を一定以下にした場合 |
森蘭丸 |
無念・・・信長様お許し下さい。 |
邪鬼丸 |
まだ俺と同じ年ぐらいじゃねえか。戦なんてやなもんだぜ。 |
|
ふと、邪鬼丸が視線をそむけると、部屋の隅で小さくなって震えている信長の姿が目に入った。 |
信長 |
光秀、許してくれ。何故わしをこんな目にあわせるのじゃ。 |
邪鬼丸 |
俺は光秀じゃねえぜ。 |
信長 |
お、おぬし、何者じゃ!? |
邪鬼丸 |
知らねえのも無理はねえ、俺は甲賀十三代目頭領・邪鬼丸だ。 |
信長 |
馬鹿な、甲賀は全滅したはずじゃ。 |
邪鬼丸 |
ああ、俺一人を残してな。信長、死んでいった者達の恨み、受けるがいい。 |
信長 |
ま、待ってくれ、助けてくれたら何でもやるぞ。金か?女か?望みをいえ。 |
邪鬼丸 |
お前の命をもらえれば、後は何もいらねえよ! |
信長 |
ひいーっ、死にたくない、死ぬのはいやじゃ! |
邪鬼丸 |
あきらめろ。 |
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邪鬼丸が日光剣を天空に向けると、それは青白くまぶしい光を放ち始めた。 |
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そして、その光線が周囲の内壁に突き刺さると、本能寺は次第に燃えさかる炎に包まれていった。 |
信長 |
燃えていく・・・本能寺が・・・燃えていく。 |
邪鬼丸 |
信長、貴様の野望もここまでだ。 |
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甲賀へ・・・俺のうまれた甲賀へ戻ろう。 |
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真の敵 |
邪鬼丸 |
お前は!! |
滝川一益 |
あの時、お前を始末しておけばよかった。それだけが悔やまれるわ。 |
邪鬼丸 |
そうだったぜ。おめえを倒さねえことにゃあ全てが終らねえんだっけな。 |
|
おめえも今すぐ主君・信長の後を追わせてやるからな。 |
滝川一益 |
はっ!信長が主君だと?笑わせるな。奴は俺の操り人形よ。 |
邪鬼丸 |
何だと! |
滝川一益 |
そうだ。気の弱い信長を表に立てて、全国統一を企んでいたのよ。 |
|
それが貴様を生かしておいたがために全て水の泡だ。 |
|
殺しても腹の虫がおさまらねえ。 |
邪鬼丸 |
おめえが悪の根源だったのかい。よくわかった。容赦はしねえ。 |
滝川一益 |
しゃらくさいわ! |
邪鬼丸 |
父上・・・あやめ・・・大天狗・・・俺に力を借してくれ! |
|
滝川一益の体力を一定以下にした場合 |
エンディング |
滝川一益 |
畜生・・・こんなこわっぱに殺られるなんて・・・ |
邪鬼丸 |
皆・・・仇は討ったぜ。 |
|
邪鬼丸が甲賀の里に戻ってくると、何十人もの男達が出迎え、邪鬼丸の前にひざまずいた。 |
|
その中には猿飛佐助や、音羽の城戸などの面々も見えた。 |
邪鬼丸 |
皆・・・ |
猿飛佐助 |
頭領・・・お帰りなさいまし。 |
音羽の城戸 |
お待ちしておりました。 |
邪鬼丸 |
佐助、城戸、皆、待っていてくれたのか・・・馬鹿だなお前ら。 |
猿飛佐助 |
甲賀は健在です。甲賀の有志、ここに五十五名がそろっております。 |
邪鬼丸 |
ありがとう、本当にありがとうな。 |
音羽の城戸 |
頭領、我々の手でもう一度甲賀を繁栄させましょう。 |
邪鬼丸 |
嬉しいけど・・・やっぱり俺は頭領にはならねえ。 |
猿飛佐助 |
何をおっしゃるのですか?我々の力では不服でしょうか。 |
邪鬼丸 |
いや、そうじゃねえ。甲賀に頭領なんてあっちゃいけねえと思うんだ。 |
|
忍者は皆平等だ。これからは、お前達一人一人が頭領になるんだ。 |
音羽の城戸 |
そんな・・・! |
邪鬼丸 |
俺は、これから大天狗と暮らした鞍馬山へ行こうと思う。元気でやれよ。 |
猿飛佐助 |
私もお供しとうございます! |
音羽の城戸 |
私は先代の片腕でした。ぜひ私をお連れ下さい! |
邪鬼丸 |
駄目だ! |
猿飛佐助 |
ならば私はここで腹かっさばいて死にましょうぞ! |
音羽の城戸 |
私も!! |
邪鬼丸 |
しょうがねえな。まあ、お前らが甲賀にいたんじゃ、まとまらねえかもな。 |
猿飛佐助 |
じゃあ、お許しくださいますか? |
邪鬼丸 |
断わったって、来るんだろ? |
猿飛佐助 |
ありがとうございます。 |
音羽の城戸 |
ありがとうございます。 |
|
邪鬼丸は残った五十三人の甲賀衆に各々性をを名乗らせ、これを甲賀五十三家とした。 |
|
そして、その夜遅く、邪鬼丸・佐助・城戸の三人は鞍馬山へと旅立って行った。 |
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と、その時、一行の前に一つの影が現れた。 |
大天狗 |
邪鬼丸様、遅くなって申し訳ありませぬ。 |
邪鬼丸 |
だ、大天狗!! |
大天狗 |
邪鬼丸様がご存知なのは私の父でございましょう。私は父の死の知らせを受け、やってまいりました。 |
|
我々天狗一族はいつでも頭領をお守りいたしております。今後は、父に代わり私めが。 |
邪鬼丸 |
はっはっ・・・そんなら小天狗じゃねえか。 |
大天狗 |
私もぜひともお供に。 |
邪鬼丸 |
こうなったら三人も四人もかわらねえ。一緒に来いや。 |
大天狗 |
はっ! |
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(あやめ・・・俺にはもうこんな凄い仲間がいるんだ。もし、お前が生きていたら・・・きっとどこかで会えるよな。) |
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邪鬼丸 |
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大天狗 |
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あやめ |
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音羽の城戸 |
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猿飛佐助 |
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役行者 |
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前鬼 |
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後鬼 |
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大なまず |
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風魔小太郎 |
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霧隠才蔵 |
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大蛇 |
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(初代甲賀三郎) |
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織田信長 |
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明智光秀 |
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森蘭丸 |
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滝川一益 |
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石川五右衛門 |
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幻妖斎 |
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小源太 |
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以下 スタッフロール |
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